ぐっすり眠れる人の肌がきれいなのには、理由がありました

ぐっすり眠れる人の肌がきれいなのには、理由がありました

FACE LOG

睡眠が肌には大事って言うけれど…?

睡眠不足だとなんだか肌のちょうしがイマイチ…。そんな風に感じた経験が誰しもあるはず。「肌にとって睡眠がたいせつ」というのは、よく聞くけれど、具体的にどんな働きがあるのか、知っていますか? 今回は、肌と睡眠の関係について、美容皮膚科医の高瀬聡子先生に伺いました。

「睡眠中には、成長ホルモンが分泌され、新しい細胞が作られます」と、高瀬先生。紫外線などによって日中ダメージを受けた細胞や組織の修復・再生が睡眠中に行われるので、肌にとって睡眠はとても重要。「たっぷり寝ている人は、肌代謝がスムーズに行われているので、肌にハリや透明感があります。一方、睡眠不足になると、新しい細胞が作られにくくなるため、肌の代謝(ターンオーバー)が滞り、しみ、しわ、くすみ、くまなど、肌に悪影響が現れるのです」

しっかり眠れていないと、その日に受けた肌へのダメージをリセットすることができず、翌日に持ち越すことに。その蓄積が肌トラブルの原因になってしまうのです。
 

美肌につながる理想的な睡眠の条件とは?

大切なのは睡眠の量(時間)よりも質! ハリや透明感のある肌へとつながる“質のよい睡眠”の条件は次の4つ。

(1)毎日規則正しい時間に睡眠がとれること
同じ時間に入眠し、同じ時間に起床するといったように、睡眠のリズムが一定であることが、睡眠の質を高めるポイント。休日でも極端な夜更かし、朝寝坊は睡眠のリズムをくずしてしまうのでおすすめできません。ちなみに、必要な睡眠時間は人によってさまざま。睡眠時間が長ければよいというわけではないのです。

(2)深い睡眠(ノンレム睡眠)がとれること
睡眠には、浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)の2種類があります。肌の修復・再生が行われる深い睡眠(ノンレム睡眠)をいかにしっかりとれるかが、睡眠の質を左右します。

(3)体内時計が整っていること
わたしたちのからだには昼夜24時間周期の生体リズムを司る体内時計が備わっていますが、昼夜逆転の生活をしたり、夜中まで明るい光を浴びて過ごしたりすると、体内時計が乱れてしまいます。体内時計は、スムーズな眠りと目覚めをもたらす睡眠ホルモンのバランスにも影響するため、意識して整えましょう。

(4)交感神経と副交感神経がスムーズに切り替わること
自律神経のうち、朝には「闘争と逃走の神経」とも呼ばれる交感神経が、夜には「休息の神経」とも呼ばれる副交感神経の活動が活発になることで、夜の寝つきがよくなり、朝の目覚めがすっきりします。そのため、眠る前にリラックスできると、副交感神経が優位になり入眠がスムーズになります。

質のよい睡眠のためにできること

「いくら寝てもすっきりしない」「夜中に何度も目が覚める」「ベッドに入ってからなかなか眠れない」「朝起きるのがつらい」「日中にとても眠い」…こんな自覚がある人は、睡眠の質がさがっているかも。慢性化すると肌トラブルの原因にもなるので、できることから見直してみましょう。

●生活リズムを整える
睡眠の質を高めるためには、「毎朝決まった時間に起きて太陽の光を浴び、日中に十分な活動をすること」が基本。仕事や家事、趣味などで起床就寝時間が不規則になりがちという人も、少しずつリズムを整えていきましょう。

●バランスの良い食事
栄養の面でも生活リズムを整える面でも、バランスのよい食事を3食きちんととることがポイントになります。また、寝ている間にしっかり脳や体を休めるために、夜寝る2〜3時間前までには夕食を済ませておくようにしましょう。

●適度な運動
日中にしっかり体を動かし、活動をすることで、スムーズな眠りや体力回復につながります。1日中デスクワークで、ほとんど体を動かさないという人は、通勤時に一駅歩いたり、エスカレーターではなく階段を使ったりするなど、ちょっとしたことでもいいので体を動かすよう意識しましょう。

●入眠前に体を冷やさない
就寝1〜2時間前の深部体温の下がり方が急であるほど睡眠の質は上がります。このためには、お風呂で湯船にしっかりと浸かり、体を温めることがおすすめです。

●寝る前に覚醒効果のあるカフェインをとらない
眠りが浅い、なかなか寝付けないという自覚のある人はとくに、コーヒーや緑茶、紅茶などカフェインの多く含まれる飲み物は避けましょう。

●寝る前に刺激のあるものを見ない
PCやスマホなどが発するブルーライトは、目を刺激して、脳を覚醒させる働きがあります。夜遅い時間にまでブルーライトを大量に浴びていると、私たちのからだは日中の状態が続いていると勘違いをして、睡眠ホルモン・メラトニンの分泌を抑制してしまうのです。体内時計を乱す原因になるので、寝る前はスマホ使用を控えましょう。

●寝具は清潔にし、自分に合ったものを選ぶ
睡眠環境のよしあしも、睡眠の質には大きく関係しています。寝ている間には想像以上に汗をかいているので、寝具を快適な状態に保ち、寝心地のよさも追求してみましょう。

●自分なりのリラックス法をみつける
入眠には、交感神経優位→副交感神経優位へとスイッチすることも大切なので、音楽を聴いたり、アロマをたいたり、ハーブティーを飲んだり、自分なりにリラックスできる方法を寝る前に行うとよいでしょう。


質のよい睡眠は、肌はもちろん、心や体のすこやかさにも大きく関係するもの。FACE LOGでは、睡眠時間や寝覚めの気分と一緒に、肌の変化を記録していくことができます。心地よく深く眠れた日の肌は? あれこれ思い悩んでいてぐっすり眠れなかった日の肌は?
肌の小さな変化に気をつけて、自分なりに、睡眠と肌のちょうし関係性を観察してみましょう。

監修/ウォブクリニック中目黒総院長 高瀬聡子先生
皮膚科医。「高機能・高実感」と「ラグジュアリー・クオリティ」を同時に叶える化粧品「アンプルール」の研究開発も行う。雑誌、テレビ出演などさまざまな分野で活躍中。
 

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