運動不足の人は肌が〇〇!? 運動と肌の意外な関係とは?

運動不足の人は肌が〇〇!? 運動と肌の意外な関係とは?

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運動が人体に与える影響は絶大!

運動が、ダイエットや健康のために大切なことはみなさんご存じですよね。運動不足は、さまざまなトラブルを招くと言われています。では運動をするのとしないのでは、肌にとってどんな影響があるのか、知っていますか? 今回は、モデル/ボディメイクトレーナーの佐々木ルミさんに、肌と運動の関係について聞いてみました。

佐々木さんによると、運動が人体に与える影響は、体力・筋力の向上、ダイエット効果だけでなく、メンタル面や生活習慣の向上、美肌にも繋がるとのこと。「適度な運動をすると、体は多くの酸素を取り込んで血行が促進され、栄養や酸素が体のすみずみまで行き渡るようになり、老廃物の排出にもつながります。そうやってめぐりが良くなることで、人体が得られる効果は絶大。成長ホルモンや脳内物質などの分泌も促されるなど、心身ともに健康状態を高めてくれるんです」。

■運動が人体に与える効果
・体力、筋力の維持とその向上。基礎代謝アップ
・高血圧や糖尿病など生活習慣病の予防と改善
・骨粗鬆症の予防
・心肺機能、免疫力の向上
・血行、リンパ液の流れを促進
・成長ホルモンの分泌促進により、脂肪燃焼効果向上
・睡眠の質を向上し、自律神経を整える
・ストレス解消、うつの改善 など

逆に、運動不足が人体に及ぼす影響もとても大きいのだとか。
「運動不足の生活が続くと、骨や関節、筋肉など運動器の働きが衰えてしまい、日常生活での自立度が低下。将来、要介護や、要介護になる危険の高い“ロコモティブシンドローム”と呼ばれる状態になる恐れがあります。」

未来の自分のためにも、適度な運動を習慣にすることが大切です!

肌に与える影響は? メカニズムを解説!

では、運動が肌に与える影響には、どんなものがあるのでしょうか? そのメカニズムとともに、結果として肌にどんな効果が現れるのかを解説します。

■肌の新陳代謝(ターンオーバー)の促進
運動によって血行が促されると、酸素や栄養分が毛細血管を通して、体の隅々まで行き渡ります。すると、新しい細胞をつくるための栄養が肌まで届き、肌の新陳代謝(ターンオーバー)の促進につながります。また、運動はリンパの流れを促す効果も。これにより体内の老廃物を排出しやすくなると、体液のめぐりも良くなり、栄養や酸素が肌まで届くように。

・肌への効果
肌ツヤ、血色がよくなる/肌のくすみや目の下のくま、吹き出物、乾燥、など肌トラブルの予防・改善/色素沈着によるしみやくすみ、ニキビ痕などの改善

■美肌につながる成分の生成をサポート
肌の弾力や美肌を保つために不可欠なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促すには、線維芽細胞の活性化が必要です。運動をすることで、線維芽細胞の活性化、成長ホルモンの分泌量アップが期待できます。加齢と共に失われていく肌の水分量やコラーゲンなどの増加に役立ちます。

・肌への効果
たるみやしわ、乾燥、しみなどの予防・改善/肌の潤いやハリのアップ/キメの細かい健康的で若々しい肌を保つ

■汗と皮脂で肌の自浄作用をサポート
運動をすると、皮脂腺や汗腺が活性化。それにより分泌された汗や皮脂は、空気中のホコリや花粉などの外的刺激から肌を守る、皮膚常在菌のエサになります。汗や皮脂が、適度に肌表面にあることは、常在菌のバランスを整え、肌環境を保つことにつながります。また、運動をして汗をかくと、微量ながら汗と一緒に体内の老廃物も排出される効果も。

・肌への効果
外的刺激によるニキビや湿疹、肌荒れなど肌トラブルの予防/健康な肌環境を保つ

■ストレスによる肌トラブルを予防
軽い運動は、エンドルフィンやドーパミン、セロトニンといった幸福感やリフレッシュ効果、精神状態を安定させる効果のある脳内ホルモンの分泌を促進し、ストレス解消に繋がります。

・肌への効果
ニキビや肌荒れなど、ストレスによる肌トラブルの予防・改善

■体内の活性酸素の除去
活性酸素は、ふつうに呼吸しているだけでも生み出されるものですが、増えすぎると正常な細胞や遺伝子の酸化を促してしまいます。活性酸素はビタミンCにより消去されますが、活性酸素が過剰に増えることで体内のビタミンCが不足してしまい、肌トラブルを招くことに。軽い運動には、活性酸素を除去する効果があるため、これをストップできます。

・肌への効果
ビタミンC不足による肌の乾燥や肌のバリア機能低下の予防/吹き出物やニキビ、湿疹、炎症などの肌荒れ予防

■筋肉量の低下を防ぐ
筋肉と肌はつながっているため、筋肉がやせ細り弱くなると、皮膚を支える力も低下。とくに表情筋は皮膚に直接つながっている筋肉であり、文字通り肌を支えていて、その衰えは直接肌に影響します。また、筋力の低下は姿勢の悪化を招き、猫背やストレートネックにつながることも。胸や首の筋肉に引っ張られることで、顔の筋肉にも影響が出てしまいます。

・肌への効果
しわやほうれい線、たるみ、二重あごの予防・改善


「これらに加え、運動をすると、よりその効果を得たいと思う気持ちが生まれやすく、自分のカラダや美容・健康について、それまで以上に気をつけるようになります。運動することによって気持ちが前向きになり、自分に自信が持てるようになる。それが結果として肌に良い影響を与えることにもつながります。」

肌に良い影響を与える運動法とは?

肌に良い影響を与える運動法とは?

運動による肌への良い影響を、効果的に得るために大切なのは「適度な運動にとどめる」こと。過度な運動はストレスや、活性酸素の増加につながることも。

「ウォーキングや軽いランニングなどの有酸素運動は、血行を良くし、活性酸素の除去につながるので、1日のうち連続でなくてもいいので30分~1時間行うと効果的です。また、筋力をつける筋トレやヨガ、ピラティスなども、代謝UPや血流の促進、リンパの流れの改善、成長ホルモンの増加、肌の引き締めに効果があります。重要なのは、好きな運動を程よく取り入れることです。」

■肌のための運動のポイント
・週3~5日、最低でも週1回は体を動かす
・1日1時間が目安。20分×3回など、分割してもOK
・ストレスにならない、好きな運動を楽しむ
・運動する時間帯はライフスタイルを優先して
・食事を抜いた状態での運動はNG
・運動する1~2時間前、運動後の早い段階でたんぱく質や糖質を摂る
・できるだけノーメイクで行う

「朝の運動は代謝のいい状態で1日を過ごせるのでおすすめ。夜は、強度の強い運動だと自律神経のバランスが崩れやすいので、軽めのストレッチやヨガにとどめましょう。屋外での長時間の運動は、紫外線の影響を考えて日焼け対策を。また、運動すると毛穴が開いて汗をかくので、メイクをしていると汚れが毛穴に詰まりやすくなります。ノーメイクが難しい場合は、運動後にしっかり洗顔と保湿をしてください」。

FACE LOGは、iPhoneのヘルスケア アプリと連携させることで歩数の記録ができるので、運動の目安にも。肌状態の記録と合わせて、体を動かした日と運動ができなかった日の肌を比較してみるのも、おもしろそうですね。


監修/モデル・ボディメイクトレーナー 佐々木ルミさん
ファッションモデルとして国内外で活動する一方、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会パーソナルフィットネストレーナーの資格を取得。モデルとトレーナー2つの観点から健康美のカラダを目指し、美容と健康を重視したトレーニング・ライフスタイルを提案。都内各所でパーソナルセッションやイベントクラスを開催。

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